皆様御機嫌よう.12のもりゅーです.
突然ですが皆さんは「いぬやしき」をご存知ですか?
僕は猫屋敷に住みたいです.
「いぬやしき」は,GANTZで有名な奥浩哉先生によるSF漫画です.
『宇宙人の手によって機械の身体となった初老の男性と高校生の活躍や苦悩、救済される人々や殺害される人々を描』いているらしいです(Wikipedia調べ).
奥浩哉先生の作品だけあって,CG作画による背景の街並のリアルさとメカのSFっぽさが上手く融合されており,非常に厨二心をくすぐります.
主人公犬屋敷が変形?展開?しているところとかとてもかっこいいですね.変形は男のロマン.
こういうSF作品のメカは色々と実現したいものが多くて困ります.
ところで,「ないものはつくる」という精神をモットーにするサークルがあります.
そう,我が東工大ロボット技術研究会です.
「ないもの」をつくるためには,「ないもの」の機能や要求などを洗い出し,自身やサークルの技術で実現可能性を探ることができなければなりません.
これは,SF作品の設定を作るときにも役に立ちます.
例えば「いぬやしき」では主人公犬屋敷の機械の身体には,SF的な様々な機能が搭載されています.
これらを(ある程度)物理的に矛盾なく,100年後,200年後なら技術的にも可能になりそうな程度の設定を付加することは,一見簡単そうに見えて,そこそこ色々な知識が必要になります.
2018年4月に公開される劇場実写版の「いぬやしき」では,こんな感じの(裏)設定をロ技研の有志で考え,採用(?)されています.
映画の中でこの説明が明確に示されるわけではないですが,細かい描写の中にロ技研が考えた設定が活かされているかもしれません.
この能力はこういう風な原理で成り立っているのかな?
だからこういう描写になっているのかな?
などと考えながら映画をご覧になるのも一興かもしれません.
自分も暇があれば2回ぐらいじっくりと見て,細かい描写もしっかり確認したいですね.
そんな「いぬやしき」の公式サイト,予告映像は↓こちら↓です.
映画「いぬやしき」公式HP (http://inuyashiki-movie.com/)
予告映像だけでもクソかっこいいですね.4月が楽しみです.
それでは.