工大祭展示「Raspberry Pi アンプシミュレータ」

こんにちは。11年度入学のrej55です。

今年の工大祭展示ではRaspberry Piを利用したアンプシミュレータの展示を行います。

アンプシミュレータの機能としては,
・Equilizer
・Overdrive
・Reverb
・Volume
を実装しております。

Raspberry Pi内部で行っている信号処理はSimulinkを利用して実装しています。
Simulinkで実装された信号処理モデルを自動C/C++コード生成を通してコンパイルし、Raspberry Pi上で実行しています。
(今回の展示ではC/C++コードを一切書いていません!)

アンプシミュレータの操作はLANを介してAndroidから操作できるようになっています。
この操作の部分もすべてSimulinkで実装しております。

今回の展示ではギターアンプとして展示しますが、お手持ちの音楽プレイヤーでお試しいただくこともできます!
ぜひお越しください!

“工大祭展示「Raspberry Pi アンプシミュレータ」” への2件の返信

  1. 僕もSimulink使っています。
    どんな音か聴いてみたいです!!
    あと、RasPiに実装したときの出音って遅れませんでした?

  2. コメントありがとうございます!
    時間があるときに実際に使用している動画をアップロードしようかなと思いますので、そのときはまたこちらのblogで記事を書きたいと思います。

    Raspberry Piのハードウェアサポートパッケージをそのまま利用した実装ですと、仰る通りレイテンシが生じました。
    録音にはALSA Audio Captureブロックを使用しておりますが、こちらのブロックは音声信号処理用のバッファを埋めるために0.5秒待ってから動作するようにデフォルトで設定されているようで、これがレイテンシの原因だったようです。

    ALSA Audio CaptureやALSA Audio Playbackブロックの内部パラメータのQueue durationがそれに対応するのですが、そちらを編集することで低レイテンシなものを作ることができました。
    ということで、RasPi実装自体の問題でレイテンシが出るわけではなかったようです。

    詳細は以下のQ&Aに書いてありますので、参考にしていただければと思います。
    https://jp.mathworks.com/matlabcentral/answers/164113-high-latency-for-audio-use-on-a-raspberry-pi-using-simulink

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