低温調理機で鶏むねをおいしくいただく

この記事は rogy Advent Calender2020 19日目の記事です。

こんにちは、18のたくぽんです。

皆さんは低温調理というものをご存じでしょうか?食材を低温(60℃くらい)で長時間加熱することで、より柔らかく・おいしくいただく調理法です。鶏むね肉や魚介類が特に有名ですね。

しかし専用の低温調理機は高価で、なかなか手が出るものではありません。でも私も低温調理して豊かな食生活を送りたい。

低温調理機の雄 BONIQ(お値段2万円)

ワンコインで1kgも食べられる素晴らしい肉、鶏むね肉。これを簡単においしく食べるべく、簡易的な低温調理機を作成しました。

はじめに

低温調理機を作るにあたり、部品構成やプログラムについて以下のサイトを参考にさせていただきました。

とらちのぶろぐ

Roy’s kitchen

構成

低温調理機の構成

鍋の温度を測定し、所望の温度に保つようにSSR(ソリッドステートリレー)を使って鍋の電源のON/Offを切り替えます。

ちょうど家に授業関係で買ったArduinoが転がっていたので、マイコンはこれを使うことにします。

製作

初めてのマイコン工作でしたが、ネットの情報を参考にサクサク進められました。先人は偉大。

一通りできたので試してみる

要素ごとの動作確認ができたので、一度統合して動かしてみます。

良い感じ👍

でもこのままだともじゃもじゃで取り回しが悪いので、ケースを作っていきます。電池駆動にしてPC抜きで動作できるようにもしたい。

ケース制作

CADで設計して…

3Dプリンターで出力して組み立てて…

塗装!!

SSRまわりもコンパクトにして、本体とコネクタで繋げる方式にしました。

完成!

良い感じにまとまりました。△ボタンで設定温度を変えられるので、いろんな調理に対応できます。

完成した低温調理機

鶏むね肉を調理してみましたが、めちゃ柔らかくできました。外側と内側で色のムラが無く、全体に均一に熱が入っていることが分かります。

60℃で90分加熱した鶏むね肉

おしまい

目的のものを作ることができて大満足です。今後は温泉卵とかローストビーフにも手を出していきたいですね。

明日はnomotech先輩の記事になります。お楽しみに!

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